【山歩みち】別冊エリアムック 谷川岳2024年度版「登拝登山。」

甲斐駒ヶ岳ステッカーセット 七丈小屋(小)&黒戸尾根(大)
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別冊谷川2024の特集テーマは「登拝登山」です! 
2023年9月、環境省に正式に認められた新“古道”、奥之院古道について取り上げています。
今でこそ、多くの人は土合から入山していますが、ほんの50〜60年ほど前までは、
水上駅にほど近い谷川温泉にある冨士浅間神社中宮から登られていました。
このほど、奥之院古道が復活したので、その歴史、楽しみ方、山麓情報などを掲載しました。
奥之院古道は由緒ある参詣道で、道中から眺める俎嵓、天神峠からの谷川岳、
そして奥之院…見どころたっぷりの登山道です。
この夏は、ぜひ奥之院古道から山頂を目指してみてください。

◆表紙
撮影地は冨士浅間神社中宮です。この神社の歴史は古く、今ある本殿の改築は1600年代に真田氏が行ったと伝えられています。登山の際にはぜひ訪れたい神社です。

◆特集
登拝登山の楽しみ方について、物語、登山道、ひとの3つの観点から考えています。「登山」は信仰や修行、生業が目的ではなく、スポーツ、楽しみ、癒しなどに価値を見出す行為です。当たり前のことだとみなさんは思うかもしれませんが、かつてはそうではなく、この「登山」が始まったのはじつはまだ100年ちょっとの歴史でしかないのです。そんな話題から始めて、今あえて奥之院古道を歩くのであれば、こんな楽しみ方ができるかも、の提案をしています。

◆みなかみびとに聞く1 奥之院古道の再生
この数年、山岳業界では登山道整備が話題になっていますが、全国的に見れば規模の小さい
谷川岳では、行政支援の規模が小さいのが現状。けれど、もし大雨で今ある下山道が使えなくなったら…そんな想いから奥之院古道を個人で再生しようと動き出したのが谷川温泉にある
ペンション・セルバンのオーナーさんです。あえてオーナーさん、としたのは本人たっての希望で、自分は山への感謝の気持ちから整備をしただけで、名前を売るためではない。利用者が喜んでくれればそれでよい、という思いから。何かと自己主張や承認欲求の強い世の中ですが、久々に漢気に触れたインタビューでした。こういう人たちにこそ、予算をつけて、活動を継続していってほしいと思います。

◆特集コースガイド
奥之院古道はもちろん、一ノ倉沢周遊、天神尾根、西黒尾根などを紹介しています。山旅の参考資料としてご活用ください。

◆見開き地図
正式な登山地図として掲載するのは『山歩みち』が初めて!保存版間違いなしです!

◆みなかみびとに聞く2 谷川岳の「山づくり」
お話を聞いたのは星野リゾートの大塚さん。星野リゾートが谷川岳ロープウェイの運営に乗り出したのは2022年。これからどうやって山をブランディングしていくのか、おすすめのメニューは何か、開発の方向性はどうあるべきかなど、気になることを聞いてきました。名物・谷川岳パングラタンのサイドメニューにパンプディング(500円!)がおすすめだそうですよ!

◆みなかみびとに聞く3 足裏から健康へ
みなかみ町・猿ヶ京に拠点を置くインソールメーカーBMZの高橋さんにお話を伺いました。高橋さんはもともとサッカー選手でしたが、足首の故障が連続してサッカーを断念、高校卒業後、スポーツ店に勤務。仕事の傍、靴や足について学んでいくうちに、自身の故障は靴が合っていなかったから、インソールで足をサポートすればトラブル予防やパフォーマンスが上がることに気がついたそうです。そしてその後、独自の理論を生み出し、オリンピック選手など多くのアスリートに支持されるインソールを生み出しています。記事では、登山に向くインソール選びからこれからの高齢化社会への提案など幅広く語っていただいています。

◆山旅メモ
みなかみエリアを中心に、飲食店、日帰り入浴、体験施設などを紹介しています。
みなかみ観光のお供としてお役立てください。

◆Sampo NEWS
今年もてんこもりのプレゼント! 奮ってご応募くださいませ!!

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