【山歩みち】 049「私」が歩く。
2025年9月29日発行、049号の特集テーマは「私」です。
私なんていうとちょっと身構えるかもしれませんね。
私って何?もちろん、そんな大仰なことは扱いません(扱えません)。
もう少し浅いところ、そもそも山が楽しいのってどんなことなんだろう。
そんな原点について考えてみたいと思うのです。というのには理由があります。
近年は情報がいっぱいあって、その情報を使って「自分が」登っているようで、
実は「他人に」登らされているのではないか。そんなことを、ふと思ったからなのです。
◆表紙 和歌山県田辺市にある百間山渓谷、本当にいいです。内緒にしたいくらいいい沢筋で、季節問わず初心者にもチャレンジしやすい。
◆風と頂 石川直樹さんの好評連載。今回はラダック旅。随所にユーモアがあり、思わずクスッとさせられます。
◆特集:「私」が登る 百間山渓谷と南紀・栂谷をテーマに「私」が登るってなんだろう。国際ガイドの谷 剛士さんに、AI時代の山登りについて寄稿していただきました。ガイドとAIの違いって?本質を突いた内容になっていますのでご一読ください。
◆山のマストアイテム ヘッドライト・ビバークツェルトソロ・ストームセイバーⅥの紹介です。
◆遭難統計2025 この夏も遭難が多発しました。遭難を防ぐにはまずは基礎体力を上げること。しっかり読み込み、弱点を克服しながら山登りを楽しんでいきたいですね。
◆Shopping & Ramening 今回はズバリ葛西!クライミングジム・ロックランズ周辺のラーメン店をご紹介。ロックランズとラーメン、どちらもおすすめです。煮卵で有名なあの名店よりも高評価している「みなみ」の背脂系。いつか食べてみたい!
◆特別企画:てっぺんの向こうにあなたがいる 10月31日公開の映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』の特集記事です。執筆は神長幹雄さん、柏澄子さん、山田淳さん、山田憲和さんです。神長さんには田部井さんの功績を、柏さん山田淳さんに田部井さんの思い出を、そして山田憲和さんには映画の魅力について語っていただきました。監督インタビューにもご注目ください。
◆特別寄稿:Mt.アルバータへの挑戦 前編
カナダ在住の国際ガイド、谷 剛士さんに寄稿いただいた本企画。今年2025年はMt.アルバータ初登頂から100年の節目の年。初登頂したのはご存知、槇 有恒さん。この夏、10人の隊を先導し、登頂に導いたのが谷さんでした。100年の節目登山で彼らが見たもの、感じたものは?
◆Sampo JOURNAL:「ガイド天国」からの未来像 執筆は大島わかなさん。若手ガイドから見るガイド資格・ガイド協会のあり方について。様々な立場から多くの意見が出ることで、登山業界がより良くなっていけばと心から願います。
◆クイズ岳 今回も難しいぞ!プレゼントはこの秋冬に活躍しそうなミレードライナミック!みなさんの多数のご応募、お待ちしております。
◆山歩のひと:北爪清史さん 三条の湯を管理する北爪清史さんを紹介。北爪さんの人生を聞かせてもらうと、導かれて山に関わる人もいるのだなあ、と心から思います。そんな北爪さんの半生を描いたのは柏さん。
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